FE覚醒

2019年6月18日、初めてやったファイアーエムブレムシリーズ(以下FE)となる、FE覚醒をクリアしました。その感想と振り返りをしていこうと思います。

 

1.FE覚醒をやるに至った経緯

 そもそも「何故今更FE覚醒?」と思う人もいると思いますが、まぁ自分もそう思います(笑)理由としては「中学時代に買ったスマブラforUでルフレ(女)が可愛いと思ったから」だけです。しかし金銭的余裕のない中学生には即座にゲームソフトを買うようなお金はなく、そのまま中学校を卒業し、その後無事高校に合格、合格祝いにもらったお金でFE覚醒を購入しました。 (既にFE覚醒の次作となるFEifが発売されていたが)

 と、ここまでだとストーリー攻略推定時間が30時間程度と言われるこのゲームの攻略にはかかりすぎと言われると思います。別に異様にやり込んでいたとか、攻略に詰まっていた訳ではなく、恥ずかしながら自分の高校での成績は散々なもので(特に英語と国語)やる余裕がなかったのです(´;ω;`)その結果高校を卒業した今更やっていました。

2.攻略の軌跡

2.1序盤攻略(序章~11章)

 まずは難易度とモード選択ですが、FEシリーズは初めてなのでゲーム内アドバイスに従い「カジュアル/ノーマル」で。次にマイユニット作成。一通り見た目のパターンを見ましたが、一番気に入ったのはやはりスマブラに参戦している見た目を使用。ボイスも沢城みゆき(様)を使用。名前もスマブラから取って「ルフレ」に決定。得意苦手ステータスは忘れましたm(._.)m

 そんなこんなで攻略開始。序盤を総評すると、「フレデリク無双」の一言に尽きます。攻略途中で気づきましたが、このフレデリクというキャラクター、何故か最初から上級職なのです。上級職はステータスにボーナスが貰えるらしく(これも後で気づいた)初期から異様に強かったのです。(とは言ってもフレデリクが本当にステータスの上級職ボーナスをもらっているかは知らないが)敵の攻撃はノーダメ、反撃でワンパンもザラ。強すぎて他のキャラのレベル上げをするためにやや敵から距離を取ることもしばしば。(高難易度ではフレデリクの扱いを間違えるとあっさり詰むらしい)この頃はFE覚醒特有のシステムである「ダブル」の使い方を「移動力が高いキャラで移動力が低いキャラを運べる」程度にしか認識しておらず、支援度はほぼ上昇せず、11章のクロム(強制)結婚イベントはルフレと結婚。ストーリー展開からみても「クロムがルフレと結婚するイベントなんだなぁ」という認識にしかならず、他の女キャラとでも結婚できるを知ったのはクリア後でした笑。ちなみにドニ(「最強の村人」って呼ばれてるらしい実質らない村長)は仲間にできませんでした...(T ^ T)

2.2中盤攻略(12章~19章)

 中盤のうちのさらに前半部分、15章くらいまでは序盤に引き続きフレデリク無双。さらにこの辺り外伝からアンナを仲間に。このアンナがまぁ強いのなんの。仲間にした時点で即戦力どころかこの時点での味方の中で最強クラス。さらに旅の商人で売っていたスマブラでもおなじみのサンダーソードを購入しアンナに装備させた結果、フレデリク無双に続く「アンナ無双」が開幕。あらゆる敵を打ち倒す戦場の女神が誕生しました。さすがにバランスが崩壊してる上、サンダーソードはこの時点では旅の商人以外では入手できないため温存する方向に。そしてこの辺りで上級章転職祭りが発生。ここまでお金をケチっていたこともありお金が余っていたのでLv10に到達したキャラを片っ端から上級職に。この判断が後で痛い目を見る羽目に...

 というのも序盤攻略の項で「上級職はステータスにボーナスが貰える」と書いた通り上級職になりたての頃はこのボーナスのおかげで楽に攻略を進めていたのだが、上級職にするとレベルをあげるのに必要な経験値の量が増えるのです。さらに「楽に進められているから」と特にレベリングをしなかった結果、19章で詰まる事態に。明らかに武器のグレード、そもそものステータスが上の敵まみれで味方があっさりとやられる状況が完成。序盤であれだけ無双していたフレデリクをもってしても1対1では互角かやや不利という状況になってしまい、ここでゲームを通して初のGameOverに...一度もこの単語を見ることなくクリアしたかった...

 結局この章は温存(封印)していた「アンナ✖️サンダーソード」を解禁し、加えて何故か異様に強くなっていたルフレとティアモを加えた三人の精鋭を他の全員で守りながらボス特攻を敢行。やられた仲間が次章で復活するカジュアルモードだからこそできる囮作戦とクリア条件が「敵将撃破」であったことに救われました...ちなみに敵将はまさかのアンナが一人で8割削る奇跡の活躍でした。アンナつえぇ...

2.3終盤攻略(20章~終章)

 このあたりはいよいよステータス不足が深刻化。1対1で一撃でやられることもしばしば。さらにフレデリクが力不足感に悩まされるように。どうしてこうなった...

 ここで「ルキナ強くね...?」ということが発覚。現に一人だけ明らかにステータスが違う。「こいつを生かすしかない!」と思った時にやっとダブルの「本当の使い方」に気づく。経験者ならお気づきかと思うが、ダブル使用時は「後衛のキャラの強さと支援レベルに応じて前衛のキャラが強化される」ということ。ダブル使用時のルキナは敵将クラスの敵と互角に渡り合えるレベルで強く、これ以降はほぼルキナに頼りっぱなし。ラスボスすら1ターンで7割削る別次元の強さを発揮し、クリアの立役者となりました。ちなみに「魔法強くね?」という発見もあり、フレデリクは最後の最後で一線から外れました。ここまでありがとうフレデリク...

まとめ感想

 クリア時間は21時間ほど。調べたところ「30時間ほどでクリアできます」とのことだったので少し早かったかな?

 総評としてはとても面白かったです。シュミレーションRPGは初めてだったのでゲーム性自体も新鮮でした。使用キャラは完全に見た目で選んでおり、ややバランスが悪かったかもしれない。「別の作品もやってみようかな」というくらいには楽しめました。とは言っても結婚システムに気づいたのはクリア後だったり、外伝はほぼ飛ばしていたり、DLCはほとんど手をつけておらず(マルスだけ入手)、キャラの育成含め遊び足りてない感があるのでやり込むデータとして2週目をやる予定。今度は1週目で得た経験を元にハードに挑戦しようと思います。(クラッシックはできる気がしないのでパス)他作品はその後かなぁ。

 とにかく新しいゲームを切り開けたきっかけのスマブラに感謝。今回はこれにて。