私とゲームとコントローラー

この記事はスマブラAdventCalender2019その2 19日木曜日の記事です。他記事は下からどうぞ。

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 筆者のことを知らない人しかいないと思うので先に自己紹介。筆者は関西在住の大学生、スマブラの腕はSwitchを持ってない時点でお察し(執筆時点)。関西の有志開催のオフライン大会である「スマバト」に参加したことは一応ありますが、予選で一度たりとも勝ったことがない、どころか一日フリー対戦しても数回しか勝てないレベル。おそらく世界戦闘力があればVIPに届かない程度。メインキャラはネスとリュカのダブルメイン。原作好きの関係で勇者も使いたい。

 

この記事は筆者がこれまで経験したゲームで使ってきたコントローラとそれらの感想をと「もしこのコントローラでスマブラをすると?」といったことを書いていく記事になります。多分。

 

 

1.NintendoDSLite

 2006年3月2日木曜日に発売されたこの機体。筆者が初めて触ったゲーム機でもある。右側には親指の位置に45度傾いた正方形の頂点に右から時計回りにAXYBボタンが配置され、人差し指の位置にはRボタン、左手は人差し指がLボタン、親指は十字ボタンが配置された非常に一般的な形状のコントローラー。主にマリオカートDSマリオパーティーDS、ポケモンDPでお世話になった。

 細かいことではABYXボタンが後述する3DSに比べて深めかつ柔らかい仕様。後から何度も言うことになるが筆者はこのやや深めのABYXボタンがそこまで好きではない。若干押しこむのに時間がかかる上どこまで押せば反応するかわかりづらい。(マリオパーティーの一部ミニゲームの関係で当時から嫌っていた。たたいてペンシルは神ゲー)DSで太鼓の達人をするとLRボタンがすぐ壊れるのは有名な話。

 仮にこのコントローラーでスマブラをするとなるとまず間違いなくDSのカービィシリーズと同じ操作感になる。「十字ボタン左右を二回押すとダッシュ」など。と言うか3DSと比較してここしか変更するような箇所がない。筆者はひもぺちをするときを除いてZLZRはまっっっっっったく触らないので気にならなさそう。アピールに振り分けるボタンはSELECTボタンでいいんじゃないですかね(てきとう)

 

2.Wiiリモコン(横持ち)

 2006年11月19日日曜日に発売された据え置き型ゲーム機WiiWiiとしては主にスマブラXマリオカートWiiで、コントローラーとしてはマリオカート8やスマブラforWiiU発売後しばらくお世話になった。先端のセンサーを左側に置いたとき、左から十字ボタン、Aボタンとその裏にBボタン、縦に並んだプラス、マイナス、ホームボタン、1ボタンそして2ボタンがある独特な配置。センサーやのちに発売されるモーションプラスを使ってさらに振り回せる正確に動きを捉えられるように。筆者の自宅ではWiiUが現役なので今でも現役である。スマブラで使用していた時間が長いのもあって(執筆時点だとおそらく最長)必殺技のことを「(上下左右)B」と呼ばずに必殺技名で呼ぶ癖がある必殺技は叫んだ方がかっこいいからね!

 Wii自体の売り上げもあり、相当お世話になった人も多いであろうこのコントローラー。ではスマブラではどうなのかと言うと、はっきりいって

スマブラをすることはほとんど想定されていないんじゃないか

と思うレベル。実際スマブラXの説明書はWiiリモコン+ヌンチャクの操作方法が書いてあり、OP画面で見れる簡易説明もそっち。

具体的に言うと

ボタンの数がまっっっっっっったく足りない

ただこれだけ。スマブラーが言う「GCコンにもZLZRくれ」とかそう言うレベルじゃない。明らかにアクションゲームの実操作中に押すようなボタンではないボタンにキーが割り振られている。

 具体的な操作を書くと

・1ボタンが必殺、2ボタンが攻撃

十字キー左右「一回押し」で歩き、「二連打」ダッシュ

十字キー上でジャンプ、下でしゃがみ

・Bボタンがシールド、Aボタンがアピール

マイナスボタンに掴み

こんな感じ。つまり立ち回りで掴みを出すには攻撃や必殺技のボタンから手を離してマイナスボタンまで指を移動させなければならない。(一応攻撃+シールドで掴み出せるけど。)ジャンプするには十字キー上が必須であるためとっさに上強攻撃を出すことはできない(あらかじめ上を押しておかないとジャンプするため)また十字キーが硬い関係で小ジャンプが難しかったりする。慣れればできるようになるが、こんなことに時間を費やす暇があればスマブラに適性のあるコントローラーを買おう。

 唯一の利点としてはコマンドが入力しやすいことくらいだろうか。暇があれば引っ張り出して試してみてください。それ以外は時間の無駄だけど

 

3.Wiiリモコン+ヌンチャク

 Wiiリモコンとは別に付属で買うことができるヌンチャクとWiiリモコンを組み合わせてで操作ができる。と言うか上述したようにXの付属説明書にはこの操作方法が書いてある。筆者は主にWiiスポーツリゾート、DBZSparkingMeteorでお世話になった。スパーキングメテオは神ゲー

 操作方法は右手にWiiリモコンを縦に、左手にヌンチャクを持った上で(逆でもいいかもしれないけど)

・Aボタンが攻撃、Bボタンが必殺

・Cボタン(ヌンチャク側面の上)と十字キー上にジャンプ

・Zボタン (ヌンチャク側面の下側)と十字キーにシールド

・十字ボタン左右に掴み

・ヌンチャクのスティックで移動

といった具合。弾いきジャンプのONOFFも任意。掴み以外は割と使いやすい操作感。説明書に載せているだけはある。振ってスマッシュ?なにそれオイシイノ?人によってはボタンが足りないと言いそうではあるが。筆者はほとんどこの操作方法をしたことはないが、スマfor時代のスマバトで1人だけこの操作をしている人を見かけたことがある。彼は今どんなコントローラーを使っているのだろうか...

 ちなみにヌンチャクのスティックは少し柔らかい、気がする。スティックの周りの八角形はある。この辺りは人の好み。

 

4.WiiUゲームパッド

 2012年11月18日日曜日に発売されたWiiの後継機であるWiiUの付属コントローラー。ゲームパッドの画面とテレビの画面が別々の映像が流れる特殊なマルチプレイが楽しかった機種(過去形)。スプラトゥーンでお世話になった人も多いのではないだろうか。筆者は一時期スマブラforでも使用したが、同時使用できるのが一台までだったため友人間で取りありになり、全員が別でコントローラーを買うことに。思い返せばこれが筆者のガチスマブラ歴の始まりだったような気もする。

 デフォルト操作方法は現在のProコンと同じで

・Aボタンに攻撃、Bボタンに必殺

・Y、Xボタンにジャンプ

・ZL、ZRが掴み、LRがシールド

・左スティックが移動、右スティックにスマッシュ

が割り当てられている。もちろんキーコンフィグもある。ZL、ZRは凹型のボタンで押しやすく、ABYXはDSと同じようにやや柔らかく、深め。量スティックに八角形はない。

 総合してWiiUクラコンを使っていた人やSwitchProコンを使っている人なら特に問題なく使えそうな感じ。しかし一台しか使用できないのでまず間違いなく使用されることはない。「重い」とよく言われていたが持ち運ばずに家で使う分には問題ないレベル。むしろそれでも重いと言う人は相当なこだわりがあるか日常生活に支障をきたしているレベルの運動不足。

 

5.Nintendo3DS

 2011年2月26日土曜日に発売されたNintendoDSシリーズの後継機。2018年ごろからソフトの供給が滞り始め、今では見たことがない小学生もいるとかいないとか。時代を感じる...筆者はモンハンシリーズやドラクエモンスターズシリーズでお世話になった。ゲーム機として前線を走った時期が長いため、筆者がもっとも使用したコントローラーである。もはや信者

 当機種にはスマブラfor3DSが存在し、forWiiUと連携して操作することもできる。肝心の操作はWiiUゲームパッドからZL、ZR、右スティックを抜き、左スティックをスライドパッドに変えた操作方法。「じゃあProコンの劣化版じゃん」と思うかもしれないがちょっと待ってほしい。3DSの方優れていると思える点も存在する。それが「ABYXの薄さとこれらの大きさ」である。3DSのABYXボタンは先代のDSや現在スマブラのコントローラーとして人気のSwitchProコンなどと比べて非常に「薄い」のである。これがどいうことか解説しよう。

 ・ボタンの反応が直感的

 後述するGCコンを使っている人はわかりやすいかと思う。「ボタンが薄い」と言うことは「どこまで押せばいいかわかりやすい」と言うことである。ボタンが深いとどこまで押せば反応するかがわかりづらく、また、押そうとしてから押そうとしてから実際にボタンが反応するところまで押し込むのに時間差が発生する。ボタンが薄い3DSではそのような事象は起こり得ない。

誤爆のしづらさ

 ABYXの薄さ、大きさが合間った結果の事象。YA間のような対角線上にずらし押しをするとわかりやすい。3DSと同じような操作をSwitchProコンでするとたまに別のボタンに指が引っかかってしまい、誤爆する。対角線をなぞっている最中に対角線から見た左右のボタンの高さ、大きさに指が引っかかってしまうのだ。これも3DSのメリットと言えよう。Proコンに慣れろとか言わないで。その通りだから

・レバガチャ、ずらしのしやすさ

 まぁ流石に人によるが筆者はそう感じている。スマブラから離れると、モンハンで拘束攻撃を受けた時などがわかりやすい。モンハンだと3DSを机に置いて指をスライドパッドに押し付けてレバガチャすることで異次元の速さでレバガチャができる。具体的には多くのモンスターから拘束されたのを確認してから「こやし玉をアイテム欄から探す前に抜けれるんじゃないか」と言うレベル。ガムートに至っては「拘束攻撃を受ける前に抜ける(拘束してから攻撃するまでが長いため)」スライドパッドに負担かかってそうだが試してみる価値あり。これを試してスライドパッドが壊れても筆者は一切の責任を負いません。この方法じゃなくても現状一番スマブラでレバガチャ、半月ずらしがしやすいのは3DSだと思っている。(個人の感想です)

 色々メリットっぽいことを書いたが当然デメリットも存在する。むしろデメリットの方が大きいまである。

主にあげられるのは「スライドパッドの壊れやすさ」「右スティック、ZL、ZRボタンが存在しない」ことだろう。これに関しては筆者も同意する。特にスライドパッドは僅かな故障(スライドパッドのカバーと中のパッド本体のズレ)で入力精度に影響するのでスマブラには致命的。いっそスライドパッドのカバーを外すと良い。ちなみに筆者は未だに3DSが一番操作精度が高い。何故なのか

 

6.NintendoSwitch JOY-CON横持ち

 筆者がスマブラSPを初めてやったときに使ったコントローラー。Wiiリモコン横持ちと同じと思いきやむしろ3DSに近く、側面にLR、左スティック、ABYX(の代わりになるボタン)があり、かなりまとも(?)な操作ができる。キーコンフィグも可能で弾いてジャンプもOFFにできる有能ぶり。こいつ、できる...!

 とは言っても3DSには遠く及ばず「LRが押しにくい(側面にめり込んでいる(?)ため)」「ABYXボタンが小さく、近すぎるため誤爆しがち」「スティックの可動域が狭く、誤爆しやすい」などなど。Wiiリモコン横持ちに比べればかなりマシと言えるがまだまだスマブラに向いた操作方法とは言い難い。

 

7.NintendoSwitch JOY-CON二本持ち

 正しい言い方がわからん。なんて言えばいいんだこいつ。ドックに差し込んだりSwitch本体に差したり、なんなら離れた状態でも使える。筆者はSwitchを持っていないのでこのコントローラーではあまりやらない。(大学で誘われてこいつを渡された時くらい)ボタン、スティックの配置はProコンと同じ(はず)そのため理論上は十分使っていけるだろうが、横持ちの時同様にボタンの小ささ、近さ、スティックの可動域の狭さに苦しむ。しかしこれでオフ大会に出ている人もいるそうなので慣れればできるのだろうか。と言ったところ。軽くて小さいので持ち運びやすいのは間違いなくメリット

 

8.NintendoSwitchProコン

 筆者が現在スマブラオフをするときに使用するコントローラーであり、現状スマブラSPのコントローラーはこれと後述のGCコンに大別される。発売初期に多数の上位勢がGCコンから乗り換えることを表明し、流行、その後に大規模大会での遅延問題が明るみに出てからはGCコンに戻す人も多数いた模様。その辺りは筆者が書かなくても今更感しかないので割愛する。

 筆者のこのコントローラーに対する感想は「ABYX、十字ボタンの誤爆」に集約されるように思う。ABYXボタンの誤爆は上述した3DSの項目でも言った通り、ボタンの深さと大きさにより誤爆しやすく、十字ボタンは左スティック操作時に親指の付け根(?)が十字ボタンに触れてしまっている模様。いずれも慣れればそのうち問題なくなりそうな程度であり、現時点でも十分使いやすいと言える。

 

9.GameCubeコントローラー

 略してGCコン。2001年9月14日金曜日に発売されたニンテンドーゲームキューブのコントローラー。スマブラ界で長らく愛されたコントローラーで一応筆者の自宅にある。(筆者が生まれたのはゲームキューブが発売される半年前だけど兄弟が持っていた)「有線専用のため大会で誤作動が起きづらい」「スマブラSPで使用できるコントローラーの内、操作遅延が最低クラス」などの要因で根強い人気を誇る。一時期Proコンに押され気味であったが大規模大会での遅延問題を受けて復活した。(任天堂さんProコンの遅延どうにかしてくれ)

 当の筆者はと言うと、スマブラforWiiUでは3DSを主に、SPではProコンをしようするためあまり縁がない。特に「ABYXの配置」「LRボタンの形式」「スティックの八角形」が気に入らないのである。順に説明しよう

・ABYXの配置

 どんな配置かと言うと真ん中に大きなAボタン左下にB、左上にY、右上にXボタンと言う非常に独特な配置である。この配置が非常に厄介で、3DSをもっとも触ってきた筆者にとって「ABYXボタンの連続入力はずらし押しするもの」であり(個人の感想です)、この配置ではYB間、XB間でのずらし押しが非常にしづらい。と言うかXBは不可能である。

・LRボタンの形状

 有名な話である。なんとこのコントローラーは何を思ったかLRボタンがトリガーなのである。要は「押し込む距離が非常に長い」のである。上位勢を筆頭に多くの人がこの件には顔を顰めているようである。

・スティックの八角

 完全に好みの問題。気にする人は気にする。

またこれ以外にもZL、ZRボタンが存在しないことにより(厳密にはZRに当たるボタンはあるがボタン名称はZボタン)リュカの高等テクニックであるひもぺちはLRトリガーの実情も相まって現状「GCコンで安定するのは不可能」と言われることがありリュカ使いでもある筆者にとって良い印象はほとんどないと言って良い。(ひもぺちできないけど)

 

 

 ここまで9種類のコントローラーを振り返ってきましたが、改めて色々なコントローラーがあって、それぞれゲームによって向き不向きがあるんだなぁと思いました。なんにせよ

 

パルテナの鏡の新作はよ

 

 

 

 

 

 

 

と り あ え ず S w i t c h 欲 し い